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2026.01.05

「親の家を継ぐ」世代に知ってほしい資産価値を高めるリノベの考え方

「親の家を継ぐ」世代に知ってほしい資産価値を高めるリノベの考え方

親世代から引き継いだ家は、新築から年数が経過していることもあり、建物や設備の劣化が目立つケースも多いです。また、売却や賃貸をすることも考えると、「間取りが現代のライフスタイルに合わない」「内装が古く感じられる」といった点も気になりやすいものです。

そのため、リノベーションで資産価値を高めるという選択肢も、有力な手段の一つとなります。しかし、やみくもに費用をかけてリノベーションを施しても、必ずしも狙い通りに資産価値が向上するとは限りません。

今回は、資産価値を意識したリノベーションのコツや注意点をご紹介します。

 

リノベーションが住宅の資産価値を高める3つの理由

リノベーションが住宅の資産価値を高める3つの理由

リノベーションを適切に実施できれば、住宅の資産価値を高めるのに有効な方法となります。ここでは、3つのポイントにわけて、リノベーションを行う利点をご紹介します。

 

建物の価値を維持できる

住宅の資産価値は、主に土地と建物の価値、管理状況などによって決まります。土地の価値はエリアの相場や周辺環境、広さなどの条件によってほぼ自動的に決まってしまいますが、建物の価値はそうではありません。

リノベーションによって、現在よりも向上させることは十分に可能です。リノベーションとリフォームは同じ意味で使われることも多いですが、一般的にリフォームが「修繕によって新築に近い状態に戻す」行為であるのに対して、リノベーションはさらに「建物の付加価値を高める」のが特徴です。

壁を例に考えると、壁紙を張り替えるのがリフォームで、壁を断熱性の高い素材に変えるのがリノベーションです。そのため、適切なリノベーションを行えば、建物の資産価値を維持・向上させることができます。

 

経年劣化によるマイナス要素を解消できる

日頃からこまめに手入れを行っても、建物の経年劣化は避けられません。国土交通省のガイドラインによると、キッチンや浴室などの水回りの設備は15~25年、屋根材や外壁材は20~40年ほどが設備を交換する目安の期間とされています。

家族構成や生活スタイルによって、各設備の劣化が進むスピードは違いますが、住み始めて15年ほど経過したら修繕を検討する時期だといえるでしょう。建物の状態をチェックする良いきっかけとなるため、定期的なメンテナンスといった観点からもリノベーションは効果的な選択肢です。

特に、配管や床下などの目に見えない部分は老朽化に気づきにくいため、一定の期間が経過したら点検や修理を行うことが大切です。リノベーションやメンテナンスは、経年劣化による住宅のマイナス要素の解消に役立ちます。

(出典:国土交通省『期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について』

 

市場のニーズに合った住まいに変えられる

リノベーションを行うと、自宅を市場のニーズに合った間取りや住宅設備に変更できるため、将来的に売却する際に有利に働きます。たとえば、キッチンのリノベーションでは、収納スペースの広さと掃除のしやすさを重視するのがトレンドです。

特に古い住宅では、「現代のものよりも作業台の高さが低くて腰に負担がかかりやすい」など、見落としがちなデメリットを抱えているケースもあります。この場合は、リノベーションを行うことで、買い手に魅力を感じてもらえる可能性が高くなるでしょう。

すぐに売却するわけではなかったとしても、市場のニーズが高い間取りや設備に修繕しておくと、その分快適に暮らせる点がメリットだといえます。

 

資産価値を意識したリノベーションのコツ

資産価値を意識したリノベーションのコツ

資産価値を高めるためには、上記の5つを踏まえてリノベーションプランを検討することが大切です。

 

長く使用できる建材を選ぶ

当然ながら、長く快適に住み続けられるかどうかは、住宅の資産価値を大きく左右するポイントとなります。そこで重要となるのが、リノベーションに使用する建材の選び方です。

壁紙やフローリングなどは、デザイン性だけではなく耐久性も重視しましょう。たとえば、耐久性に優れた無垢材を使用すると、長持ちするだけではなく、時間の経過と共に生じる色合いや木目の変化も楽しめます。

熱伝導率が高い点も無垢材の特徴なので、冬場の寒さの軽減や光熱費の節約につながるのも魅力の一つです。

 

ニーズの高い間取りに変更する

家族構成やライフスタイルによって、住みやすい間取りは異なりますが、幅広い年齢層からニーズがあるのは2LDKや3LDKの間取りです。また、マンションではDINKS(子どもを持たない共働き夫婦世帯)のニーズを意識しておくことも大切です。

たとえば、専有面積がそれほど広くないマンションであれば、思い切って複数の部屋とリビングをつなげて、広いリビングを持った1LDKなどに入れ替えるのも一つの方法といえます。そのうえで、多様なニーズに対応できる住まいにしておくのも、資産価値を意識したリノベーションのコツです。

たとえば、近年ではリビングスペースに可動式の間仕切りをつけ、自由にリビングを区切って活用できるような仕掛けも人気です。

 

風通しや日当たりを意識する

資産価値を高めるためには、風通しや日当たりの改善を意識するのもポイントです。同じ建物であっても、間取りや窓の位置、建具の配置などを工夫することで、採光や風通しを改善できることもあります。

たとえば、「壁を取り除いて自然光が広く行きわたる間取りに変える」「光が届きにくい個室には室内窓を取り入れる」といった方法が挙げられます。

 

収納スペースをきちんと確保する

住まい選びにおいて、収納スペースは特に重視されやすいポイントです。裏を返せば、収納が充実している物件ほど、ファミリー層などのニーズをとらえやすく、資産価値も維持しやすいということです。

将来的に収納場所として活用できる部屋やスペースを作っておくと、ライフスタイルや家族構成の変化に対応しやすい住まいとなります。

 

見えない箇所もしっかりと直す

住まいの寿命を延ばすためには、建物の見えない箇所も修繕することが大切です。特に、給排水管の点検は重点的に行い、必要に応じて補修しておきましょう。

給排水管が故障して水漏れが発生すると、工事の規模によっては修繕費用が数百万円ほどになるケースもあります。マンションの場合は階下への漏水被害に対する、賠償責任が発生する可能性もあるため、特に注意が必要です。

ほかにも、ガス管、電気配線、断熱材、構造材などが劣化しているケースも少なくないため、チェックすることが重要です。

 

資産価値を高めるためのリノベーションを行うときの注意点

資産価値を高めるためのリノベーションを行うときの注意点

リノベーションは資産価値を高めるために効果的ですが、注意すべきポイントもあります。納得のいく仕上がりを実現するためにも、主に3つの点に気をつけましょう。

 

どこに予算をかけるのか優先順位を決めておく

住宅の資産価値を高めるためとはいえ、細かな部分にまでこだわりすぎれば、予算オーバーする恐れがあるため注意が必要です。特に、フルリノベーションなどの大掛かりな修繕を行うときは、追加の工事が発生する場合もあるため、余裕のある予算とスケジュールの設定が必要となります。

コストと価値向上のバランスを保つためには、優先したい箇所を明確にすることが大切です。リノベーションの工事を行う会社とも相談しながら、工事内容ごとの費用対効果を細かく把握していくとよいでしょう。

 

シンプルなデザインを意識する

リノベーションは自由度が高いため、こだわりを存分に反映させるあまり、間取りやデザインが個性的になりすぎてしまう傾向があります。しかし、将来的な売却を検討している場合は、できる限り多くの人のニーズに応える住まいにリノベーションすることが重要です。

シンプルな内装や間取りのほうが、より多くの買い手に好まれやすくなるため、売却の難易度は下がるでしょう。こだわりを詰め込みすぎれば、かえって資産価値を低下させる要因にもなるため注意が必要です。

 

メンテナンスのしやすさも重視する

住宅の資産価値は、見た目の部分だけでなく、住みやすさによっても変わります。特にメンテナンスのしやすさや掃除のやりやすさなどを考慮しておくと、管理の負担が軽減されて資産価値も維持しやすくなるでしょう。

 

まとめ|リノベーションの基本を押さえて、住まいの資産価値を高めよう

まとめ|リノベーションの基本を押さえて、住まいの資産価値を高めよう

リノベーションは、快適な住まいの実現だけではなく、資産価値の向上にもつながる有力な選択肢です。そのうえで、将来的な売却を考えている場合は、より幅広い買い手に魅力を感じてもらえるような住まいにリノベーションしておくことが重要です。

株式会社アップルホームでは、大型リノベーションから部分的な修繕まで、幅広くご相談を受け付けています。埼玉県狭山市・入間市・所沢市・川越市のエリアでリノベーションをお考えの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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